当院は、前院長である児玉祐一理事長が、昭和54年6月に病床数57床で開院され、以来現在まで精神科デイケアや通所授産施設「ゆめの樹」、地域生活支援センター「にじの途」など多くの地域に根差した関連施設を作りながら、現在192床で運営されています。特に、理事長の「それが患者・家族にとって必要であれば常に新しいことに取り組んでいく」という理念の基、点数化されない時期にデイケアや訪問看護を実施されたことは特筆に値します。 また、地域とのつながりと協働を生み出すため、町の中に患者さんが運営する店『有限会社 萌 (もえ)』があります。 このように、当院は全国的には隔離、閉鎖の方針をとる病院が多かった時代から、患者さんの社会復帰を目指しており、現在も入院時に退院後のことを計画して、治療を総合的に進めています。今後も、単なる保護ではなく、自立を支援するノーマライゼーションを目指していきます。このことは、地域に根差した関連施設を多くもつ精神科病院だからこそ可能なのではないか、と思います。
当院はかねてより、医療を取り巻く環境の大きな変革に伴い第2創業を掲げており、まさにその真っ最中で、日々全職員と共に試行錯誤を繰り返しています。 そのためにまず、新しい理念を患者、家族を含めて職員全員で作り直しました。何のためにこの病院は存在するのか、今やっていることが患者さんのためになっているのか、など皆が疑問に思ったり、迷ったりすることが大切だと思いますが、そのためにこそ理念が重要であると考えています。病院で働く全職員が同じ方向を目指すことで、潤いのある仕事が出きるとも考えています。
精神科医療に情熱ある若い先生方(特に後期専門研修を希望する方)や他科からの転科を希望される先生が、精神科専門医を取得できるよう、指導医や研修施設の認定を受けました。また、精神科精神保健指定医を取得することも可能です。
鹿児島市内から、車で30-50分の距離であり、市内からの通勤も十分可能です。
院長 佐藤 大輔